APIとは?外部サービスとつながる仕組みをわかりやすく解説

まずは、これだけ

APIは、サービスの機能やデータを、ほかのアプリから利用するための決められた窓口。
アプリは窓口へお願いを送り、サービスは結果を返します。

アプリがAPIという窓口を通して外部サービスへリクエストを送り、結果を受け取る様子
リクエスト:この機能を使いたい レスポンス:処理結果を返す

APIはサービスの「決められた窓口」

APIは「Application Programming Interface」の略です。アプリやサービス同士が、決められた方法で機能やデータをやり取りするための接点を指します。

お店で商品を受け取るとき、利用者が倉庫へ直接入るのではなく、窓口で注文します。APIも同じように、サービス内部を直接触らせず、利用できる機能だけを窓口として公開します。

利用するアプリ

必要な機能やデータをAPIへお願いする。

API

お願いを受け取り、決められた形でサービスへつなぐ。

提供するサービス

処理を行い、結果やデータをAPI経由で返す。

同じ機能を、いろいろなアプリから使える

APIがあると、Webアプリ、スマホアプリ、AIツールなど、異なるアプリから同じサービスの機能を利用できます。

Webアプリ、スマホアプリ、AIアプリが同じAPIを通して共通の機能を利用する様子
APIを共通の窓口にすると、異なるアプリから同じ機能を利用できます。
地図・天気

住所から地図を表示したり、地域の天気データを取得したりする。

決済・配送

支払いを依頼したり、荷物の配送状況を確認したりする。

生成AI

文章や画像の生成を依頼し、作られた結果をアプリで使う。

外部サービスの複雑な仕組みを自分で作らなくても、公開されたAPIを利用すれば、その機能を自分のアプリへ組み込めます。

API通信も「お願い」と「返事」の往復

APIを利用するアプリは、必要な情報をリクエストとして送ります。APIは内容を受け取り、サービス側で処理した結果をレスポンスとして返します。

1 操作する 利用者が検索や生成を実行する
2 お願いを送る アプリがAPIへリクエストする
3 処理する サービスが検索や計算を行う
4 結果を返す APIからレスポンスが届く
5 画面へ反映 アプリが結果を表示する

Webで使われるAPIの多くはHTTPで通信し、結果をJSONというデータ形式で返します。つまり、API通信はHTTPのリクエストとレスポンスを、アプリ同士のやり取りに使ったものと考えられます。

使い方はAPIごとに決められている

窓口で注文方法が決まっているように、APIにも送り先、送れるお願い、必要な情報、返ってくる結果の形などのルールがあります。利用する側は、APIの説明書に従ってリクエストを作ります。

開発者がAPIの使い方を確認し、決められた送り先とリクエスト・レスポンスの形でサービスとやり取りする様子
APIは、送り先やデータの形など、利用方法をあらかじめ決めています。
送り先

どの機能へお願いを送るのかを示す。

リクエスト

何をしてほしいか、必要な条件と一緒に送る。

レスポンス

成功・失敗の状態や、処理結果のデータを受け取る。

誰でも自由に使えるAPIもあれば、APIキーなどで利用者を確認するAPIもあります。回数制限や料金、利用できるデータの範囲もサービスごとに異なります。

ここまでのまとめ

APIは、あるサービスの機能やデータを、別のアプリから利用するための窓口です。利用するアプリは決められた方法でリクエストを送り、APIからレスポンスを受け取ります。

APIは、サービスの中身を直接触らずに、公開された機能を決められた方法で利用するための窓口です。