Reactとは?初心者向けにわかりやすく解説

まずは、これだけ

Reactは、画面を小さな部品に分け、データの変化に合わせて表示を更新するためのJavaScriptライブラリ。

Reactがコンポーネントと状態から画面を組み立てる図
コンポーネント:再利用できる部品状態:現在のデータ

画面をコンポーネントへ分けて考える

Reactでは、ボタン、検索欄、商品カード、ヘッダーなどをコンポーネントという単位で作ります。小さな部品を組み合わせて、大きな画面を構成します。

開発者が再利用できるUI部品を組み合わせてWebアプリ画面を作る様子
同じ部品を複数の場所で再利用し、データだけを変えて表示できます。
分けて作る

役割ごとに小さな部品へ整理する。

組み合わせる

部品を親子関係で組み、大きな画面にする。

再利用する

同じ見た目や動きを別の場所でも使う。

状態が変わると、必要な表示を更新する

状態とは、入力中の文字、選択されたタブ、カートの商品数など、画面が覚えている現在のデータです。Reactでは状態が変わると、その状態を使う画面を改めて計算し、表示へ反映します。

利用者の操作で状態が変化し、関連する画面部分だけが更新される様子
開発者は「この状態なら何を表示するか」を書き、Reactが画面更新を助けます。
1操作ボタンや入力
2状態変更データが変わる
3再計算表示内容を決める
4比較必要な変更を探す
5更新画面へ反映する

Reactが向いている画面

操作やデータの変化が多く、同じ部品を繰り返し使うWebアプリで力を発揮します。管理画面、SNS、ECサイト、予約画面などが代表例です。

操作が多い

入力や選択に合わせて画面が頻繁に変化する。

部品が多い

カードやフォームを何度も再利用する。

チーム開発

部品単位で担当やテストを分けやすい。

反対に、数ページの会社案内や文章中心の記事ページなら、Reactを使わずHTML・CSS・JavaScriptで作るほうが単純な場合もあります。

Reactだけでアプリのすべてが揃うわけではない

Reactが主に担当するのは画面作りです。ページのURL構成、データの取得方法、公開用ビルド、サーバー処理などは、別の道具やNext.jsのようなフレームワークと組み合わせます。

また、コンポーネントを細かく分けすぎたり、状態を必要以上に増やしたりすると、かえって追いづらくなります。部品化は目的ではなく、変更しやすい画面を作るための手段です。

ここまでのまとめ

Reactは「部品」と「状態」を使い、データに応じて変化する画面を整理して作るための道具です。