WebサイトとWebアプリの違いをわかりやすく比較

まずは、これだけ

Webサイトは「読む・知る」が中心、Webアプリは「操作して目的を達成する」が中心。
ただし、両者をきれいに分ける厳密な境界はありません。

記事を読むWebサイトと、画面を操作して作業するWebアプリを左右に比較した様子
Webサイト:情報を見る Webアプリ:機能を操作する

大きな違いは「何のために使うか」

Webサイトは、企業情報、ニュース、ブログ、商品紹介などを読んだり見たりして情報を得ることが主な目的です。

Webアプリは、メールを送る、予定を管理する、文章を編集するなど、利用者が操作して目的を達成することが主な目的です。

情報を読む利用者と、画面を操作してタスクを完了する利用者の比較
見ることが中心か、操作して結果を作ることが中心かで考えると違いをつかみやすくなります。
Webサイト

情報を届けることが中心。読む、見る、リンクをたどる操作が多い。

Webアプリ

機能を提供することが中心。入力、編集、保存などの操作が多い。

共通点

どちらもブラウザで利用でき、HTML・CSS・JavaScriptなどで作られる。

代表例を比べてみよう

同じWeb上のサービスでも、利用者が受け取る情報と、利用者自身が作る・変更する結果の比重が異なります。

Webサイトの例

企業サイト、ニュース、ブログ、観光案内、商品紹介ページ。

Webアプリの例

Webメール、タスク管理、オンライン文書編集、会計サービス。

両方の特徴を持つ例

ネットショップ、予約サイト、SNSなど。情報を見ながら操作も行う。

Webアプリでは、ログインして利用者ごとのデータを表示したり、入力内容を保存したりする機能がよく使われます。ただし、ログイン機能があるだけで必ずWebアプリになる、という決まりではありません。

実際には厳密な境界がない

WebサイトとWebアプリは、別々の箱に完全に分かれているわけではありません。情報を見るだけのページに検索や予約機能が加わると、Webアプリらしい性質が強くなります。

記事ページからネットショップ、予約サービス、操作中心のダッシュボードへ連続的に変化する様子
情報中心から操作中心まで、Webサービスは連続したグラデーションとして捉えられます。

たとえばネットショップは、商品情報を読むWebサイトの面と、カートや購入手続きを操作するWebアプリの面を併せ持っています。呼び方に迷ったときは、厳密な分類よりも「どんな目的と機能が中心か」を見ることが大切です。

ここまでのまとめ

WebサイトとWebアプリは、使う技術ではなく、利用者へ提供する体験の違いで呼び分けられることが多い言葉です。

情報中心

読む・見ることが中心なら、Webサイトと呼ばれやすい。

操作中心

入力・編集・保存などが中心なら、Webアプリと呼ばれやすい。

境界は連続的

両方の特徴を持つサービスも多く、厳密な線引きはない。

「これはサイトかアプリか」と迷ったら、利用者が情報を受け取ることと、操作して結果を作ることのどちらが中心かを考えてみましょう。